カットノベルアワード シーズン1 授賞式

●1位 夢野久作【ドグラ・マグラ】 阿部英太郎氏の受賞コメント

授賞式

「僕たち、映像に関しては全くの素人で、技術はまるでありません。撮り方も知りません。 ハンディカムで撮っただけでやっています。 カットノベルは特徴があって、一つはオルジナルで無くていい。原作がある事。 また、1分間と短くていいというところ。 あとは、どんな映像表現形式に対しても対応できるという、入りやすくて、しかも土壌が豊か という場所だと思ったんですよ。だから勝負できると思ったんです。 今回はCM風の表現はやめて、映像作品として繰り返し見て面白いっていう、ただ勢いとテンションだけ一点張りでいったのが、功を奏したのかなと。 あと、池上さんがいらしたので、原作に忠実にいかないと落とされるだろうなって、はっきりと分かったので、そこは守りつつ、他のところで 勝負するしかないなっていうのはありました。 自分の表現が結果につながったので、とても嬉しいです。ありがとうございました。」



参加者 「表現しているって、何か舞台とかやっているのですか?取り組み方がすごいなって思いました。」
阿部氏 「僕らは踊りとか演劇とかをやってます。」
参加者 「ちゃんとした考え方で取り組んで、やり方を考えてたのがすごいと思いました。」
阿部氏 「勝つ方法がこれしかないんです。正直、技術が無いので。」
参加者 「インパクトのある作品でして、実際に何回も見ました。狙い通りだったのかなって思いました。また、表現力がすごいと感じました。」

 

●2位 牧野信一【滝のある村】 新立翔氏の受賞コメント

授賞式

池上氏 「だいぶお金がかかったんじゃない?」
新立氏 「いえ、全然。」
池上氏 「えっ、そうなの?衣装とか。」
新立氏 「全部、家にある物です。」
池上氏 「出演者は、知り合いの方ですか?」
新立氏 「そうですね。気がついた方もいるかと思いますが、俳優さんは人間レコードの森さんです。」
池上氏 「あっ、そうなの?」
新立氏 「はい、たまたま。僕は今、滋賀県に住んでいるのですが、滋賀県に湖西地方というのがあるのですけど、この作品に 出てくる沿岸も、その湖西地方で撮影しました。一応、地域映画という事で製作しました。 先程申したとおり、役者さんは大学の同期である森さんです。 製作期間が短くて大変でしたが、どうしても紅葉を撮りたくて、仕事を休んで撮りに行ったりして 制作しました。受賞が決まった日、寝られなかった事が今でも思い出します。 この賞を頂けて、本当に嬉しいです。」

授賞式

参加者 「撮影をしていて大変だった事は?」
新立氏 「衣装ですかね。着付けをできる方に来て頂かないといけなかったので、その調整が大変でした。」
参加者 「滝や紅葉とか、きめ細やかに写ってますよね。あれ、どうすれば出来るのですか?」
新立氏 「どうなんでしょうね。滝については、湖西地方で一番良い滝を撮ろうと思いまして、実は役者を全部撮影した後で、いろんな所を回って見つけました。」
池上氏 「音楽は?」
新立氏 「音楽はフリーです。丁度良いのを見つけ、それを使用しました。」
池上先生 「そうでしたか。品がありますね。本当に予告編みたいな感じだね。」

 

●3位 夢野久作【人間レコード】 森哲也氏の受賞コメント

授賞式

森氏 「佳作と評価して頂きまして、ありがとうございます。アクション映画が好きなもので、どうしても、そういう作品となりました。短期間でしたけれども、楽しく制作させて頂きました。」
池上氏 「だいぶ作ったでしょ?」
森氏 「そう、ですね。」
参加者 「車を横転させたシーンは、どうやって撮ったのですか?あれはCGですか?」
森氏 「そうです。パソコンの中で、ひっくり返しました。」
参加者 「では、窓ガラスがパーンと割れたシーンもCGですか?」
森氏 「そうです。」
参加者 「ええー、すごいなあ。」
森氏 「ああいうの、大好きなんです。」
参加者 「あのような事、出来るんですね。すごいなあ。そこにビックリしました。」
池上氏 「窓を割るのはCGだと思っていたんだけど、車の横転は分からなかったですね。」
参加者 「CGとの事ですが、具体的にどうやって作ったのですか?」
森氏 「ソフトを使って、箱のようなものに(車のパーツを)いろいろと付けて、膨らませて、車のポリゴンを作成し、最後に背景を貼りました。」
参加者 「ええー、すごい!」

 

●選考池上冬樹氏より総評

授賞式

僕も新人賞をいっぱいやっていますけども、本当に運なんですよね。
賞なんてのは。そういうわけで、チャンスというのは転がっている物なのです。
頑張っていれば拾いますので。若いうちは作品を次々に出して、新しい事に挑戦してください。
完成された、まとまった作品よりも未完成でも、エネルギッシュな作品や斬新な才能を我々は求めています。
次回も期待しております。

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